JA11 タイミングベルト、ウォーターポンプ、テンショナー、周辺ガスケットボルト類交換、偽物安物リビルトタービンから本物タービンへ交換その他バルブクリアランス調整、点火時期調整など

今回新品に交換した部品

  • タイミングベルト(Mitsuboshi製)
  • ウォーターポンプ(Hitachi 製)
  • テンショナー(GMB製)
  • オルタネーターベルト(Bando製)
  • エアコンコンプレッサーベルト(Bando製)
  • ウォーターポンプのガスケット、スタッドボルト、ボルトナット類全て新品純正
  • ウォーターポンププーリー新品純正
  • テンショナーのスプリング新品純正
  • カムシャフトのオイルシール新品純正
  • クランクシャフトのオイルシール新品純正
  • クランクシャフトボルト17mm 新品純正(カムシャフトボルトは廃盤)
  • タイミングカバーのグロメット、スペーサ、スポンジ、カバー取り付けボルト類新品純正
  • インマニのスタッドボルト、ガスケット、ボルトナット類新品純正
  • サージタンクのガスケット、ボルト新品純正
  • スロットルボディのスタッドボルト、ナットボルト、ガスケット新品純正
  • スロットルセンサのスクリュー新品純正
  • エキマニのガスケット、スタッドボルトナットワッシャー全て新品純正
  • 偽物2万台のリビルトコア返却不要タービン(0.5しかブーストかからない)を取り外し
  • 本物の純正クオリティTSS ターボテクノエンジニアリング製のリビルトタービン(モノタロウのノーブランド品)に交換後ブースト標準の0.75に復活

その他 バルブクリアランス調整と点火時期調整

サービスマニュアル前期(左)と後期(右)で圧縮上死点時のカムプーリーのアイマークが逆 どちらで組んでも問題は無い 私は前期見ながらだったので前期で組んだ 入れ替えを行ったが 排気上死点時にクリアランス調整できなかったので元に戻した 車両やエンジンの組み方でどちらになるか車両それぞれですが基本はローターが前向いたと時のアイマークが圧縮上死点 逆にローターが後ろを向いていたら排気上死点になります。 とにかく注意点は一コマもずれずに新しいベルトを取り付け、またベルト外してる間はカムシャフトもクランクシャフトも回さない事。また新しいベルト取り付け後はクランクを時計周りに2周してカムのアイマークが会うか確認(この作業でベルトを張る意味もあります ※時計回りにだけ回す事 半時計周りで回すとベルト緩みやコマずれの原因になります。またカムだけ回すとベルトが切れる恐れがあるので基本的にクランクを回す事。前期のテンショナーは自分の感覚でベルトを張る(歯車のウォーターポンプのタイプ)ですが、後期のテンショナーのスプリング付きの場合はベルト取り付け、クランク2周回して最後にテンショナーを規定トルク150〜230kg/cmで締め付ければ問題ないです。
クランクプーリーを外す時はマイナスドライバー強いやつを30mmソケットを台座にし、油圧ジャッキでフライホイール穴目掛けて固定してクランクボルトを外せました
クランクボルトは17mmで延長に鉄パイプでさらに延長すると簡単です 取り付ける時は規定トルク範囲内800〜900kg/cm 間取って850ニュートン換算で83ニュートンくらいで締め付けました
カムシャフトのボルト同じく17mmはアストロなどのユニバーサルホルダーで固定しながら外しました いろんなやり方ありますが、私はベルトつけたままカムプーリーを固定してボルトを緩めました。ベルト外してやると反動でカムだけ回る恐れがあるからです。
圧縮上死点時と排気上死点時のバルブクリアランス調整
ローターよりも大事なピックアップコイルの接点
圧縮上死点時のローターの角度を探るとこの位置がベストでした

これより上でも下でも回転が進角すぎて、エンジン始動時2000回転でアイドリング調整も聞かなくなるのでこの位置だと1500で安定 デスビキャップのボルト穴に1番近い位置に来るように知れば良い 1コマずれるとエンジンパワーは出なくなり,2コマずれるとエンジンかからないらしい

点火時期調整 前期1型 4曲カプラの場合 (このサービスマニュアルの短縮は間違いらしい)

後期2型以降 6曲カプラの場合はCとDを短縮し、イニシャル点火時期調整を行います。
2度も騙された偽物安物リビルト返却不要タービン いくら新しくしても吹けなく、ベタ踏みでブースト0.5です
本物 モノタロウのノーブランドリビルト(株式会社TSS ターボテクノエンジニアリング製)しっかりブースト0.75サービスマニュアル通りの純正クオリティベタ踏みで0.8のブーストかかります 価格は3万8000円 コア返却必要です。
エンジンコンピュータも交換したところACC電源やイルミ電源の通電が良くなりました

左が付いてた方には茶色のはちみつのようなものがついてて右がヤフオクで落とした綺麗な方

ガソリンは主に 同時噴射式
オイルクーラーオーバーホールとオイルクーラーアダプター(青丸)には純正サービスホールPT1/8あるのでこの固い六角を外せばセンサ取り付けられます
  • 10番 内部のボルト新品純正
  • 16番Oリング新品純正
  • 13番ガスケット新品純正
  • 15番のオイルクーラーにつくOリング新品純正(従来のオレンジから黒色のパッキンになっていました)
このようになります 後ろは1番多い社外のオイルブロックを挟んでセンサ取りですが、Oリングが増えることはオイル漏れリスクも上がるし、オイルフィルターの位置が下がるのでホーシングに当たる場合もあるので純正ホールへ油温センサを移植
内部のボルトと新品Oリング組み付け時
サービスホールは六角で外せる多分サイズ5か4.5位だったはず めちゃくちゃ固いので元々のは舐めました
純正ホールにオートゲージの油温センサ取り付け後
アダプターとOリングを繋ぐOリング交換時 ※外すのに14mmのディープソケット必要 社外のオイルブロックのほうは17mmのディープソケット必要でした(Oリングは従来はオレンジ 今は黒いものも同じ品番でありました)
冷間時謎の不調の原因 水温センサ変えても、点火系変えても、燃料詰まりなくても もたつく場合はEGRバルブの詰まりや不調ということです。
EGRバルブのほかEGRパイプは詰まらせるとトルクアップなどでメクラボルトもしている方も多いですが、開通するとトルク落ちて燃費よくなる他に排気温度を下げて エキマニやタービンが割れるのを防ぐというメリットもあります。